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麦イカ 2002/04/19 田の二毛作は冬に麦、夏に米を交互に作付けする農業のシステムもことです。水田は5月頃から作られるから、四月から五月初めが麦の実る頃となります。この頃釣れるイカを麦イカと言われています。 麦イカはスルメイカの子供のため、身が軟らかく大変美味しいイカです。また手練れなら数も一束位は釣れる時期があるため、人気の釣モノとなっています。 麦イカの体は水分が多く、骨質も少ないため魚探に移りにくい性質があります。その上イカはバケモノといわれるくらい遊泳速度が速く船長の腕により、釣果に大きな差がつく釣りでもあります。 高速走行で麦イカを探している船は高性能の魚探を装備しています。群れが見つかると「ハイどうぞ」、一回投入すると「はい上げて」、またまた東京湾遊覧の再開です。 船が集まっている所ばかり行く船は、多分魚探が良くないのでしょう。こんな船で飽きずにシャクっていたら、腕が張ってイカが乗っているのか、乗っていないのかが分らない状態に直ぐになります。 でも相模湾などでは、このような流し放しの状態でもポツポツ乗ってくるので、一概にこのような船が駄目と言えないのが、釣の難しさです。 日本海の柏崎の夜釣では、シーアンカ(パラシュートアンカ)で船を流れの真間に任せ、水銀灯を灯して2時間くらいはそのままに流します。この水銀灯の光は強烈で、日焼けを起こすくらいです。水面はこの光に寄ってきた小魚を追って麦イカが水面まで上がってきます。するとどこからか寝ている筈のカモメが飛んできて、その麦イカを捕らえるのです。 日本海の夜釣でイカを釣ったら、関東でイカを釣るのが馬鹿らしくなってきます。
イカ釣りも電動リールが出来てから随分と楽になりましたが、それでも重労働の釣りです。 オモリが沈み始めると道糸が降りていく方向に竿先を向け、リールの軸受けのネジはバックラッシュの起きない程度にまで緩めておき、電動リールでは逆転を使い、誰よりも早く棚へ到着するようにします。 イカは逃げ足が速く小さい群れではあっという間に通り過ぎます。その為には一刻も早くイカ角をイカの群れのなかにに落とす事が最重要課題となるのです。
普通棚が50mであった時、錘は10m位下の60m位まで落とし、そこからシャクリ上げます。 この釣り方の長所は、棚に着く時間が早い事と疲れない事です。 イカの群れの中に一番先ににイカ角が入れば、イカは興味津々で飛びついてきますが、イカの周りにイカ角が一杯あれば何だこんな食えない物と離れていきます。だから人よりも早く棚に投入しなくてはいけないのです。 |