鬼カサゴ


鬼カサゴの餌

魚の餌の研究の第一は、魚の下ごしらえの時には胃袋に何が入っているかを確認することである。

私の確認したものは、イカの足、イワシとエビがあったが、イワシは真イワシ大1匹、エビは全長10cmくらいの頭がない物であった。

しかし、過去に釣った大半の鬼カサゴの胃の中は空っぽであった。魚は釣られたときに胃の内容物を吐き出すことが多い。鬼カサゴの胃の中が空のときが多いのは、餌に有りつけなかったのか、釣り上げる途中で吐き出してしまったのか。

鬼カサゴが吐き出したイカの足

他に私が確認した鬼カサゴの吐き出した餌
 ・イワシ
 ・エビ


船宿のサバの短冊

@湘南の片瀬丸は塩でしっかりシメた、幅の狭い短冊10数枚をラップで丸めたものを用意してくれる。コンパクトで保存が効き、皮も水につかると銀色に輝く餌である。

A腰越の多希志丸は幅広で厚めの生っぽいもので、短冊の先を切り込み2つに分かれる餌である。

B三崎のえいあん丸は、船長がなれた手つきで冷凍のサバを解かして船上で作ってくれる長めの短冊である。

C私は、アジ釣りなどで釣れる小さなサバやゴマサバを持ち帰り、3枚におろした片身を薄くし、2つ位の大きな短冊に切り、片瀬丸の要領で餌とする

私は大きな餌には大きな魚が、小さな餌には小さな魚がという理屈で餌を大きくしている。根拠はないが、あのコブシが入るような口をみれば、小さな短冊で釣れる気がしない。船宿がそんな大きなサバの短冊を用意するには餌代が高くなってします。しかし釣り人はCの方法で大きな短冊が手に入るので、ぜひ1度は挑戦してください。
過去一番釣れた餌は、そのとき釣れたサバを大きい短冊にし、釣った時であった。


鬼かさご釣りの仕掛け

私の経験では根魚の棚は、底からの順でムシガレイ&トラギス(0〜50)、アマダイ(30〜150)、鬼カサゴ(50〜300)、アラ(100〜300)、沖メバル(100〜500)のように感じていますが如何でしょうか。()内の数値はcmです。

市販の鬼カサゴの仕掛けは、ハリス:6号、針:金ムツ18号、全長:2m、エダス:30cm1本親子サルカン仕掛けです。

鬼カサゴの口には小さな針状の歯があり、口をつかんで持ち上げると親指の腹から出血する場合があります。この歯でハリスが切れるかと,3号ハリスをゴリゴリ押し付けて実験したが切れなかった。

通常は針を飲み込まれても強度的には3号ハリスで十分です。以前アジビシ用の1.5号ハリスで1.1kgの鬼カサゴをあげたことがあります。

鬼カサゴは水圧の変化にも強く水面まで鋭く抵抗する。これは他の根魚にない特徴でですが、6号ハリスを使うもっとも大きな理由は、100m以上の海底から高速空巻上げでもハリスがネジれてしまわないためです。つまり手返しを良くするためです。

親子サルカン(松葉、トリプル等も含んで)は、巻き上げ中のネジレ取りの効果はないが、荷重が取れたときにネジれ取り効果を発揮する。また基本的には幹糸と枝糸の絡みは防止できない。

また、アマダイのように仕掛けの先にガンダマを付けないのは、タナがアマダイのように底でないからです。

タコベイト、これは釣果を左右する重要なアイテムです。蛍光の赤が良い時や夜行や蓄光の良い時があるので、それぞれの針に異なったタコベイトを付けた方が良いでしょう。


鬼カサゴの誘い方

鬼カサゴ釣とアマダイ釣で違うのは、タナが少し高めであること意外は、アマダイで書いた誘い方と同じです。
このタナの違いは、ガンダマの有り無しで吸収できる。

天秤の先には30cm以上のクッションゴムは付けない。長いクッションゴムは手前マツリの原因となります。


鬼カサゴの掴み方

バスのように下唇を掴めば、毒針に刺されることも無く魚を持てますが、下唇に生えている小さな歯で指を切る恐れがあります。そのショックで魚を落とせば恐ろしい事件なりかねません。 やはり、短いギャフ(かぎ針)で扱うのが一番だと思います。



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