特許は誰でも申請できる。
洗濯機のゴミ取りとか、万能落し蓋など一寸したアイデアで大儲けをした主婦の成功例を掲載し、誰でもアイデアを特許にする事で、大金が転がり込む錯覚を起こさせる困った人がいた。
この人のために何人の人が踊らされたのであろう。かく言う私もその一人であった。過去に10数件の特許、実用、意匠などを申請し、特許印紙だけでも30万円位にはなるだろう。私の場合は、パソコンの電子出願をしているために、弁理士に支払いが発生しないが、弁理士に申請を依頼していたら数百万円は散財していたであろう。
成果は、残念ながらゼロです。
特許申請するときは何時も思っていました。「これは凄いアイデアだ。これが上手くいくとえらい事になる」と。
かのエジソンが「発明は1%の閃きと99%の努力だ」と言っています。
例えばエジソンの白熱電球の場合、抵抗体に電流を流せば発熱し光を発することまでを発想できる人の数は多かったでしょう。しかし、酸素のない真空中で炭素に電流を流せば、明るく光って、長持ちするだろうと発想できる人はぐっと少なかったででしょう。まして、炭素も京都の竹から取った墨(炭素)が一番適しると、ここまで持って行けるのは世界でただ一人エジソンだけ。
蒸気機関車を作ったワットも同じことだ。ヤカンの蓋が湯気で持ち上がっていることは、当時の人間が誰でも目にしていた。ここから蒸気機関に行くには遠すぎる。天才だ!
偉業を成した人は、それに値する努力があるものだ。
以前、健康サンダルで成功をされた主婦(現在は立派な会社の女性社長)の講演を聞いたが、とんでもないバイタリティ、繊細さ、メゲナイ精神力、それと頭が良い。エジソンやワットの小型版だ。普通の人ここまでは出来ない。
先日考えた仕掛巻き、メーカさんの話では「素人発明家の方は直ぐ何百万円もお金が入るように思っておられる。この業界では1年に1つの製品で数百万円、2千万円も売れたら大ヒット商品です」と言っておられた。
仮に2千万円の大ヒットが出たと仮定すると、ロイヤリティは3%とすれば年間60万円である。特許の維持費を考えれば何をしているか分らない。これが大ヒット商品である。小ヒットなら年5、6万円でしょう。如何でしょうか。
「特許の申請など止めなさい。」そんな金があれが温泉にでも行ってノンビリし、美味い物を食ったほうが良い。
同じHOOPSのの人気サイトに疋田さんの自転車通勤をしよう!があります。ここでは、あれだけ売れている本の収支について書かれたページがありますので、ご参考に 魂の叫び